· 

カイロプラクティックケアを受ける時期の3つの目安

カイロプラクティックを受けるタイミング

 

 多くの腰痛を抱える人たちの多くはマッサージやリラクゼーションは受けたことがあるけども、カイロプラクティックを受けようと考える人は少ないと感じます。カイロプラクティックが世の中にそれほど普及していないなどの理由ももちろんありますが、施術内容だけで話せばマッサージなどの方がよりリラックスした時間を過ごせることも要因の一つだど思います。実際、腰痛自体がそれほど深刻な状態でない人はそれだけでも改善することも事実です。カイロプラクティックに来る多くの方は、リラクゼーションだけを目的としたケアでは不十分なケースや、痛みがある状態で生活を続け、痛みが我慢できなくなると施術を受けに来るという方が多いです。しかし本来のカイロプラクティックケアは痛みなど症状の緩和もそうですが、予防という意味で通院されることが望ましいケースも多くあります。そこで今回は腰痛がある場合、どのタイミングでカイロプラクティックケアを受けるのが良いのかお伝えしたいと思います。

痛みが筋肉ではなく、関節から来ている場合

 

 専門家たちは痛みの種類を区別するとき、身体のどの組織が引き金になっているかを見ます。痛みが筋肉などの軟部組織によって引き起こされている場合、マッサージなどの筋肉に対するアプローチは有効です。しかし、痛みの原因がもっと深い骨の関節などから起こっている場合は脊柱に対するカイロプラクティックケアが必要になります。背骨や全身にある関節の問題は腰痛を引き起こす大きな要因の一つであり、背骨の歪みや関節が上手に働かなくなることは筋肉に対するマッサージだけでは取り除くことが難しいのが現実です。そのような時はカイロプラクティックケアを受けることが必要となります。また、原因がわかりずらい腰痛にも有効であり、多くの人がカイロプラクティックケアを受けると一番最速で状態が改善できることに気付かれる場合も多くあります。

神経の問題で痛みが慢性化している場合

 

 脊柱には神経、椎間板、軟骨やその他の組織など多く存在する中で、お互いが上手に働けるように複雑な構造をしています。仮に腰椎椎間板ヘルニアにより神経根が圧迫されると、本来の神経の働きが阻害され、その結果脳との連携が上手に行かなくなるということが起こります。神経根の障害は腰痛の大きな原因の一つと言われています。神経痛は通常鋭い痛みで、特定の動きを行うと症状が悪化し、痺れや皮膚の感覚の異常なども起こります。また、腰椎から出る神経は足先に向かうため、足に痛みや痺れる感覚を伴うこともあります。

 神経は多くの場合関節や椎間板の影響で障害が起きやすいため、カイロプラクティックケアは有効であるということが言えます。カイロプラクティックの評価方法を用いて神経の障害が起きている箇所を発見し、それに対し調整(アジャストメント)を用い神経の働きを最適化することで、早期の状態改善を目指します。

マッサージなどでは十分な改善が見込めない場合

 

 当院を訪れる多くの方がマッサージなどを含む他の徒手療法を過去に受けたものの、思った改善が見られなかった方々です。一時的に痛みは緩和したり、状態が少し改善するも、以前日常生活に影響があるほど痛みなどに悩んでいるケースも多くあります。ただし、これはマッサージなど他の徒手療法に問題があるというわけではなく、カイロプラクティックと併用することで相乗効果が期待できることも多々あります。なので長い間腰痛で悩んでおり、カイロプラクティックを受けたことがない方は一度ご来院することをお勧めします。最初に状態の確認も含めカウンセリングを行った時点でもしカイロプラクティックケアが適応でない場合は、適切な医療機関についてもお伝えしています。

 一人一人にあったケアを行うことは、受けた人が満足する結果を得る上で重要となります。もし長い期間腰痛でお悩みで、まだカイロプラクティックを試したことがない方はいつでもご相談ください。