強い首の痛みの原因は?
首の強い痛みは使い過ぎや不良姿勢、寝違えなどにより首が限界以上に伸ばされることで起こります。多くの場合強い痛みは数日以内に治まっていきますが、数週間経過しても首の痛みが治らない場合は、別の原因が隠されていることもあります。
そこで今回のブログでは痛みの原因が深刻なものか、そうでないのかの判断についてのヒントを紹介したいと思います。
痛みの期間
首の痛みだけで原因を判断することは難しく、主な原因となる頚椎椎間板の変性や変形性関節症なども、痛みが緩やかなものから鋭いものまで感じ方はさまざまです。
そこで原因を判断する上で重要なのは痛みの続いている期間となります。首の筋肉を痛めただけの場合、数日から数週間安静にしていると状態が改善してくるのがほとんどの一方で、頚椎自体に問題が見られるケースだと数週間経っても痛みの変化が見られないことや、痛みが弱まったり強まったりを繰り返すという特徴があります。
痛みの範囲
痛みの場所や範囲でも首の問題が筋肉だけなのか、頚椎自体に問題があるかを判断することができます。首の痛みが筋肉からくる場合、多くの場合首全体から感じても肩ぐらいの範囲で痛みを感じます。
一方で頚椎自体の問題が首の痛みと関わっている場合は、痛みが首や肩だけでなく、腕や指野崎まで感じることがあります。この痛みの原因は頚椎から出る神経根が原因となっているため、圧迫などにより炎症が起こりることで神経の走行に沿って強い痛みを引き起こすようになります。
首が繰り返し鳴る
基本的に首を動かした時に頚椎の関節から音が鳴ること自体は、そこまで問題ではありません。しかし、左右どちらかだけいつも音が出る場合は注意が必要と言えます。例えば、左側を向く時だけいつも頚椎が鳴るなどの状態が続いている場合、変形性の関節炎や怪我などが起因していることがあります。
最後に
ほとんどの首の痛みはアイシングやホットパックをしながらの休息や、カイロプラクティック、整体などの施術などを受けることで改善していきます。しかし、首の痛みが長期間変わらず悪化していく場合や、交通事故など怪我をした後から痛みが出るようになった場合などは、病院での早急な検査が必要になることもあるので、一度専門家に診てもらうことをお勧めします。
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