どのようにしてローテータカフ損傷は起こるのか?
肩の腱板損傷(ローテーターカフ損傷)は転倒、コンタクトスポーツなどさまざまな原因によって起こります。ただし突発的or徐々に起こるにしろローテーターカフ損傷が起こった時には、共通したサインや症状が現れます。
4つの特徴的な症状
もしあなたがローテーターカフ損傷で悩んでいる様でしたら、これから紹介する4つのサインや症状を有している可能性が高いです。ただし、たとえ全てに当てはまるからといって必ず損傷があるとは限らないため、病院などで一度検査をすることはお勧めします。
肩の痛み
ローテーターカフ損傷が疑われると、肩に重だるく、痛みを感じるようになり、肩を上げ下げした時に症状が強くなるのも特徴です。
また、そんなに多くはありませんが転倒などにより、強く損傷した場合などは強い痛みを肩に感じるようになります。
睡眠障害
ローテーターカフ損傷による痛みによって睡眠に支障をきたす場合があります。実際に多くの人が肩の痛みに伴う睡眠障害をきっかけに病院を受診しています。
また、睡眠時に痛めている肩を下にして寝ると肩への圧力が強くなり、痛みが増悪するのも特徴です。
肩の筋力低下
肩の痛みに加え損傷したローテーターカフは筋力の弱化を引き起こします。その結果、髪を洗ったりなどの日常動作が困難となります。肩周りの筋力低下は肩関節の可動性を減少させます。
例えば、筋肉の腱が断裂してしまった場合胸の高さより肩を上げることが困難となります。
肩関節からのクラック音
ローテーターカフの主な役割は肩関節を安定させることです。なので、ローテーターカフを損傷することで肩関節面の結合性が不安定となり、肩関節から音が出るようになります。ただし、音が鳴るからといって痛みが伴わない場合は特に心配することはありません。
上記で述べた症状以外にもローテーターカフにより、肩関節の固さや腫脹、痛みなどが挙げられます。
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