手首の痛みとは?
手首は手と前腕を繋ぐ関節であり、手首の屈曲や伸展、回旋などを行える関節です。多くの骨で構成されていることもあり、痛みや痺れなどを起こしやすい場所でもあります。
手首の痛みの原因
手首の痛みがある場合は病院で画像診断を行うことで、骨折や捻挫、靭帯の損傷などを調べることができますが、原因が分かりづらい手首の痛みが起こることもあります。
手首の痛みの原因には以下のようなものがあります。
・手根管症候群:手根管症候群は痛みや、痺れ、筋力の低下などが手や手首に起こります。『手根管症候群についてはコチラ』
・腱鞘炎:手首を通過する腱は、手首や指の動きを支配しています。腱が炎症を起こすことで痺れや痛みを引き起こします。
・ガングリオン:ガングリオンとは主に関節包や腱鞘の部分から起こる良性の腫瘍で、これに神経が障害されることで痛みや痺れを起こします。
・痛風:痛風は体内の尿酸値が高くなることで起こり、手首を含むさまざまな関節に炎症を引き起こします。
・リウマチ:自己免疫疾患の一つで、手首を含むさまざまな関節に炎症を引き起こします。
自宅で出来るケアの仕方
もし、手首の使いすぎなどにより痛みを感じたりする場合、自宅でできるケアの方法としては以下のようなものがあります。
・アイシング(炎症が強い急性期の場合)
・温める(慢性化した手首の痛みの場合)
・痛み止めなどの薬
・カイロプラクター・整体師などの専門家の指示に基づいたエクササイズ
痛みを起こさないための予防法
デスクワーク時に以下のことに気をつけることで、手首の痛みを予防することができます。
・デスクワーク時のキーボードの位置を適切なものにする。
・仕事の合間に適度な休息を入れ、手首を休めるようにする。
・可能であればリストレストなどを使用する。
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