坐骨神経痛を和らげる眠り方
質の良い十分な睡眠を取ることは、坐骨神経痛の回復には欠かせない要素ですが、痛みが強い場合楽なポジションを見つけづらく、それが原因で必要な睡眠が取れないことがよくあります。
ネット上には坐骨神経痛に良いとされる多くの情報や商品などがありますが、ほとんどが個人の意見であり信憑性に欠けるものも多く存在します。そこで今回のブログでは医学的なリサーチを元にした情報だけをお伝えし、坐骨神経痛で悩んでいる時に効果的な寝方のポイントを紹介したいと思います。
足の間に枕を挟む
いくつかの研究によると、横向きに寝ることは背骨に対する負荷が減り、痛みが緩和しやすいとされています。さらに、横向きで足と足の間に枕を挟んで寝ることができれば、背骨への負荷を最小限にすることが可能となります。
膝を上げる
基本的にうつ伏せや仰向けは腰痛のリスクを上げると言われていますが、その理由として背骨の関節に対する負担がより加わるポジションだからです。ただ、どうしても仰向けの方が寝やすいという方は、膝を少し上げて寝ることで腰への負担を減らすことが出来るためお勧めです。その方法としては以下のようになります。
・お尻と踵をベッドにつけた状態で、仰向けで横になります。
・膝を天井に向けて軽く曲げます。
・膝の下に枕などのクッションを入れます。クッションの大きさは自分の背中が楽になるものを選びます。
ちょうど良い硬さのマットレスを選ぶ
研究によるとちょうど良い硬さのマットレスが一番背骨の負荷を撮りやすいということがわかっています。横向きで寝る人の場合、マットレスが硬すぎると肩が十分に沈まずに痛みが出やすくなります。反対に柔らかすぎるマットレスだと骨盤が沈みすぎてしまい、寝返りをうつことが出来なくなります。どちらも結果として背骨に負荷がかかり、痛みや筋肉の硬さに繋がります。
身体にあった寝方を見つける作業はトライアンドエラーの作業です。今回お伝えした情報を参考にして、自分に合った寝方を見つけてもらえたら嬉しく思います。。
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