

膝が腫れるとは?
膝の構造は複雑であるため、その影響で膝が腫れる状態はよく起こる問題です。痛みを起こす原因となる組織は骨や筋、腱、靭帯、軟骨などがあり、膝の使いすぎや怪我の影響によるものが多く見られます。

膝に起こりやすい症状
・オスグット・シュラッター:成長期に膝を使いすぎることによって、膝の前面に痛みを引き起こします。『オスグットシュラッターについてはコチラ』
・鵞足炎:膝の内側に付着する3つの大きな筋肉が、大きく足を後ろに蹴り出すような動作を繰り返すことで炎症を起こし、痛みを引き起こします。『鵞足炎についてはコチラ』
・ランナー膝:膝蓋大腿関節は膝蓋骨と大腿骨で形成され、膝の動きに大きく関わり、長時間膝に負担がかかるランニングによって起こりやすいため
この名前が付けられています。『ランナー膝についてはコチラ』
・ 腸脛靭帯炎:腸脛靭帯炎はランナーのような激しい運動をする人に起こり、膝の外側に痛みがでます。痛みが出たり出なかったり繰り返しますが、そにままにしておくと時間が経つにつれて痛みが強くなっていくのが特徴です。 『腸脛靭帯炎についてはコチラ』

評価方法
膝が腫れた時の評価方法としては以下のようなものがあります。
・膝のどの部分が腫れているのか。
・1日の中で痛みが強くなろ時や弱くなる時があるか。
・階段を登る時とと降る時ではどちらに痛みが強く出るのか。
・痛み方の質はどのようなものか。(重だるいや鋭い痛みなど)
・可動制限があるのかどうか。


対処方法
膝が腫れた場合の対処法としては、状態によってご自身で出来るものから、手術などが必要になるケースもあります。以下のものが対処方法になります。
・RICE:レスト(R):膝を休ませること。アイス(I):患部を冷やすこと。コンプレッション(C):患部を押さえること。エレベーション(E):患部を挙上すること。症状が比較的弱い場合は効果が期待できます。
・専門家によるケアやトレーニング:カイロプラクター・整体師などの専門家によるケアや、膝に負担がかからないようなトレーニングを受けることで状態を改善します。
・痛み止めなどの薬
・有酸素運動による体重減少
コメントをお書きください