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炎症とは?
体内にウイルスや細菌などの異物が入ってきた時や、外傷などをした時に免疫システムが働きます。この際、外敵から身体を守るために炎症物質を出し、異物を排除・修復します。
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急性炎症と慢性炎症の違い
炎症には大きく急性と慢性の2種類があり、以下がその特徴です。
・急性炎症:謝って指を擦りむいたなどの時に起こる反応であり、傷が回復するために患部に炎症物質を送ります。
・慢性炎症:身体に危険がなくなっても炎症物質を送り続けてしまうことで起こります。特に有名なのはリウマチで節々の関節に断続的に炎症を起こす症状になります。
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症状の特徴
急性と慢性炎症の症状は以下のようなものになります。
急性炎症
・外傷部位に起こる腫脹
・痛み
・患部の熱感
慢性炎症
・腹痛
・胸痛
・疲労感
・発熱
・関節痛
・肌荒れ
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慢性炎症が伴う病状
慢性的な炎症を伴う病状としては以下のようなものがあります。
・アルツハイマー
・喘息
・癌
・心臓病
・リウマチ
・2型糖尿病
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炎症が起こる原因
炎症を起こす原因としては以下のようなものがあります。
・自己免疫反応に異常が起こることで、自分の細胞まで攻撃をしてしまう状態
・身体に有害な物質を取り入れてしまうこと
・擦り傷などを正しい処置をせずにほっといてしまうことで、炎症が広がる場合
また、以下のような生活習慣が起因となる場合もあります。
・過剰なアルコール摂取
・運動のオーバーワークや不足
・ストレス
・喫煙
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炎症を抑える食品
炎症を抑える食品としては以下のようなものがあります。
・魚
・ほうれん草やケール
・オリーブオイル
・トマト
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炎症を起こす食品
炎症を起こしやすくする食品としては以下のようなものがあります。
・フライドポテトなどの揚げ物
・加工されたお肉など
・マーガリンなどトランス脂肪酸を含む油
・ショ糖など
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予防方法
炎症を予防するための方法としては以下のようなものがあります。
・適切な体重
・禁煙
・適度な運動習慣
・過度のアルコール摂取を避ける
・ストレスを溜めすぎないようにする
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