股関節の関節面は球関節をしているため
360°動かすことができます。
また同じ球関節である肩関節よりも
しっかりはまっており、大きな筋肉と
強力な靭帯で支えられた動作性と支持性の
両方を兼ね備えた関節です。
骨盤と共に体重の多くを支えている
部分のため、トラブルが起きやすい
部位であると言えます。
*仙腸関節機能障害
仙腸関節の動きが低下することで、股関節、
鼠径部、坐骨など関連した部位に痛みや
痺れを引き起こします。
*変形性股関節症
先天性や加齢などによる股関節の変形に
より痛みなどを感じます。
股関節を支える筋機能の低下も見られます。
*股関節痛
歩行時に股関節に痛みが生じる場合が多く
立ち仕事や硬いソールを履く人に多く見られ
股関節周りにの筋機能低下が見られます。
*恥骨結合炎
恥骨には筋肉が多く付着するため、筋肉に
異常が起こると恥骨に無理な緊張が加わり
痛みが生じます。
産後の方や激しいスポーツをやっている方に
多く見られます。
*ペルテス病
骨の成長期になんらかの原因で血行障害が
起こり大腿骨頭が壊死してしまう病気です。
左右で足の長さが違うため、腰、股関節
膝や足首などに負担がかかり、関節に
トラブルを引き起こしやすくなります。
カイロプラクティック検査を用い股関節の
問題が疾患によるものか、筋肉や関節機能
由来なのか判断し施術計画を立てていきます。
また、股関節と近い位置にある膝関節や
背骨の状態も確認し、股関節に負荷が
かからない状態を作っていきます。