ハムストリングスとは?
ハムストリングスと呼ばれる筋肉は、太ももの裏側にあり大きく3つの部分に分かれています。歩いたり、階段を登ったりなど足を動かすことに大きく関わっています。
ハムストリングスは怪我が起こりやすい筋肉です。特にダッシュを繰り返すような強いスポーツなどで起こりやすいです。ハムストリングスを怪我することを一般的にはハムストリングスの肉離れと呼びます。
ハムストリングスの機能とは?
ハムストリングスの機能は以下のようになります。
・膝関節を屈曲させる
・股関節を伸展させる
・股関節を内・外旋させる
ハムストリングスの構成
ハムストリングスは次の3つの部分から構成されています。
・大腿二頭筋:ハムストリングスでも一番外側に位置する筋肉になります。機能は膝関節の屈曲、股関節の伸展、膝を屈曲した状態での股関節の内・外旋になります。
・半膜様筋:ハムストリングスの内側を構成する筋肉になります。機能は膝関節の屈曲、股関節の伸展、股関節と膝関節の内旋になります。
・半腱様筋:大腿二頭筋と半膜様筋の間に存在する筋肉であり、機能としては半膜様筋と同様です。
どんな人がハムストリングスを痛めるのか?
ハムストリングスを痛めやすいのは主にスポーツを行なっている人です。特にサッカーやバスケットボールなど激しいスプリントを行うスポーツを行なっている人が痛めやすいです。
また以下のような理由でもハムストリングスを痛める原因となります。
・40歳以上の方
・ハムストリングスを以前痛めたことがある人
・ハムストリングスの過緊張や弱化がある場合
・準備運動をちゃんとせずに激しい動きをしてしまう場合
症状
ハムストリングスの怪我による症状は以下のようなものになります。
・太ももの裏にできる異常な膨らみや窪み
・青あざ
・坐骨神経の症状 『坐骨神経痛についてはコチラ』
・足に負荷をかけた時の痛み
・ハムストリングスの弱化
・膝関節の屈曲ができなくなる
・関節を動かした時に音が鳴るようになる
・太もも裏側に感じる鋭い痛み
予防方法
以下のようにしてハムストリングスの怪我を予防します。
・ハムストリングスの炎症がある間は、休めることが重要です。
・運動などの前にはしっかりとした準備運動が必要です。
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